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笹倉鉄平先生より 子どもたちへの言葉 [審査委員より]

2009年10月24日
第1回「やまと子ども絵画大賞」表彰式にて
審査委員長 笹倉鉄平先生より 子どもたちへの言葉

こんにちは。
今日はみなさん、お忙しい中来ていただいてありがとうございました。

こうしてたくさん絵を応募していただいたので、みなさんもいっしょに見て楽しんでください。
今回、テーマ(「だいすきなじかん、だいすきなばしょ」)がすごく良いと思いました。
絵というのは、まず “何を描くか” で、その人の気持ちが一番表れるものです。
やはり、自分の好きなものは気持ちをこめて描けますから、
それが見る人に必ず伝わるものなんですね。
そういう意味でも、本当にどの絵も上手です。
絵には元々、上下というものはなくて、いうなれば、その人がいかに楽しい気持ちを描いたか、
丁寧な気持ちで描いたかということが見る人に伝わるものなんです。
みなさんはそれがとてもよくできていました。
そういうことを僕はみなさんの絵からちゃんと感じましたし、それが「賞」という形になりました。
絵というものは、学校で勉強するだけではなく、
大人になっても趣味としてすごくいい友達になれるものです。
例えば、歌を歌っていやな気分がふっとんだとか、そういうことと同じで、
絵を描くことで頭をからっぽにして、一生楽しいおつき合いをしてください。
そして、描くこともそうだし、また見て楽しむことも楽しみ方のひとつですから、
絵というものと上手につき合っていってほしいと思います。

みなさん、とてもいい絵を出してくれてありがとう。
また、描いてください。今日はありがとうございました。

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